口腔外科|なかた歯科クリニック御池|烏丸御池駅、二条城前駅近くの歯医者

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口腔外科

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親知らずの抜歯

親知らずの抜歯

親知らずとは

  • 奥歯の最も後ろに生えてくる歯のことを言います。
  • 永久歯の中で一番最後に生えてくる歯になります。(目安:20歳前後)
  • 一般的に永久歯は15歳前後で全て生え揃います。親知らずは、20歳前後に生えてくるため親に知られず生えてくることが名前の由来です。
  • 通常は上顎・下顎の左右に2本ずつ生えてくることが一般的ですが人によっては生えてこない人4本未満の人等個人差があります。

こんな症状の方に抜歯をお勧め

  • 親知らずの生え方の異常

    親知らずが横に生えておりそれ以上萌出する可能性がない場合や少しだけ生えている場合抜歯をおすすめしております。生え方の異常に加えて、日々のケアが行き届かず虫歯なる可能性が大幅に増加すると考えられる場合抜歯をおすすめします。

  • 隣の歯に悪影響を与える

    親知らずが横(水平)に生えていて他の歯を押して痛む可能性が考えられる場合抜歯をおすすめします。

  • 親知らずが虫歯や歯周病を発症している

    親知らずは生え方の位置に起因して、日々ブラッシングをきちんとしていても虫歯や歯周病になる可能性が高くなります。更に、一度かかってしまうと症状が知らず知らずのうちに進むことが多いため抜歯が勧められます。

  • 歯茎や粘膜を傷つけている

    斜めに生えた親知らずによって、頬の内側の粘膜や歯茎を傷つけてしまう場合抜歯をおすすめします。

親知らずを抜くメリット・
デメリット

メリット

  • 虫歯、歯周病予防に繋がる
  • 口臭の悪化を防ぐことができる
  • 綺麗な歯並びの維持が出来る

デメリット

  • 抜歯後に痛み、腫れる場合がある
  • 入れ歯やブリッジの際土台が減る

顎関節症治療

顎関節症とは

  • 顎関節症は、顎の痛み、雑音、運動障害(口が開けにくい)の症状がある病気です。
  • 一般的に最初は耳の前(顎関節)でカクカク音がするのに始まり、次第に痛み、口が開けにくいなどの症状が出てきます。
  • カクカク音がする症状のみの時は、症状の悪化を防ぐ方法、日常生活での注意点などを理解することが重要です。
  • また、痛み、口の開けづらさがあるときは、治療が必要になります。
  • 顎関節症の原因にはまだ不明な点が多いですが、歯の欠損、かみしめなどの悪習癖など歯科医院で治療すれば改善する要素は多くあります。

顎関節症の症状

  • 顎関節やその周辺に異常を感じる。食べ物を噛む時に痛みや異常を感じる。
  • 食事をしているとあごがだるい、口を動かすと顎関節に痛みがある、噛みしめると顎関節が痛い
  • 口を開けたり閉じるたりする時に耳元(顎関節)でカックン、コッキンというような音がする。
  • 口が開けにくくなったり、口の開閉をスムーズに行うことができない。
  • 口が左右にうまく動かない、開けにくい、あごが外れることがある。

顎関節症の原因

従来は噛み合わせの悪さが原因だと考えられてきましたが、近年の研究で、噛み合わせは原因の一ではあるが、実際には多くの要因が絡んでいることがわかってきたました。その要因には、噛み合わせの不良のほか、顎関節そのものがもともと弱いなどといった構造上の問題、ストレスや不安などからくる顎の筋肉の緊張、外傷などもあると考えられます。また、日常生活における習慣や癖なども大きく影響していることがわかりました。例えば、頬づえや歯ぎしり、唇や頬の内側を噛む癖、食いしばり、片側の歯での偏った噛み方の癖、うつぶせ寝の習慣、猫背など。近年ではスマートフォンや携帯電話、パソコンの長時間に及ぶ操作なども原因の一つでもあります。

顎関節症の治療法

生活習慣の改善

顎に負担をかけるような悪習癖を是正するための指導を行います。
特に、歯を食いしばったり、歯と歯を常に噛み合わせるような習癖があると、歯、顎関節、筋肉に負担がかかり、血流も悪くなるので、こういった習慣を正す方法(認知行動療法)などを提示します。
また、食事やその他習慣に関する注意事項を説明します。

顎関節の整位

関節円板(顎関節がスムーズに動くために上下の関節の骨の間にある、軟骨のような組織)が引っかかって口が開きづらくなっている場合は、適切な力を加えることで引っかかりを解除できる場合があります。
また、大きく開けた後に口が閉じなくなった(いわゆる「アゴが外れた」)場合は、適切な力を加えて元に戻します。

顎のストレッチ

ストレッチを行うことで、靭帯を伸ばして関節を動きやすくし、関節と筋肉の血流を改善し、関節腔内の潤滑成分の分泌を促します。

ストレッチ指導

院内で行うストレッチでは回数、頻度に限界があるので、自宅で行えるストレッチ方法を指導します。
代表的な方法は後日詳しく解説したページで紹介します。

マッサージ指導

顎関節に関わる筋肉の痛みやこわばりがある場合は、マッサージの仕方を紹介します。
代表的な方法は後日詳しく解説したページで紹介します。

スプリント(マウスピース)治療

夜間の歯ぎしりや食いしばりがあり顎関節症を悪化させているケースでは、歯ぎしり防止のマウスピースを作成します。原則、就寝時のみ装着します。
マウスピースには次のような効果があります。

  1. 歯ぎしり・食いしばり自体を減少させる
  2. 顎関節にかかる力を軽減する
  3. 強い力から歯を守る

効果には個人差が大きく、劇的に改善する方もいれば全然変わらない方もいます。
費用は、保険の3割負担で5,000円程度です。

薬による治療

痛みが強い場合や、関節組織の損傷により炎症が起こっている場合は、鎮痛消炎薬の処方を行います。周辺の筋肉のこわばりによって強い痛みが出ている場合は、筋弛緩薬を処方することもあります。

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